金融用語解説集

REIT




「Real Estate Investment Trust」の略で、日本語では「不動産投資信託」のことを指します。金融機関で販売されている一般的な投資信託の大半は、株式や債券などの有価証券を投資対象としていますが、REITは不動産を投資対象としています。

REITでは、投資家から集めた資金でオフィスビルや商業施設、マンションなど不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を投資家に配当する商品です。投資家はREITを通じて間接的に様々な不動産のオーナーとなることで、運用の成果を享受することができます。

REITの仕組みは1960年代にアメリカで生まれたもので、日本では2001年9月に市場が開設されました。日本では、Japanの頭文字をつけて「J-REIT」とも呼ばれています。 その他に、海外の不動産に投資する「米国REIT」、「豪州REIT」、「英国REIT」などの海外REITがあります。




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