金融用語解説集
設備稼働率
【発表機関】米連邦制度理事会(FRB)
【発表時期】毎月中旬頃
生産能力における生産量の割合を指し、FRBより鉱工業生産指数と同時に発表されます。
一般的に稼働率の上昇は設備投資を促すため、景気先行きを分析する上で先行指標として注目されます。
景気の局面によっては、稼働率の過度な上昇は需給がひっ迫し、物価上昇圧力を高めます(ボトルネック・インフレ)。逆に稼働率の低下は物価に低下圧力をもたらします。 以前は83%を超えると設備投資が活発化すると言われていたが、近年は全体的に指数が低下しており、2022年6月現在、80%を超える指数は2014年11月統計以来出ていません。
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