金融用語解説集

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消費者物価指数




CPI(Consumer Price Indexの略)。
消費者物価指数とは、総務省から毎月発表される統計で、消費者が購入するモノやサービスなどの価格(物価)の動きを把握するための統計指標です。
区分は、全国と東京都の2種類があり、2020年=100としています。

全ての商品を統合した『総合指数』の他、価格変動の大きい生鮮食品を除いた500品目以上の値段を集計して算出されている『生鮮食品を除く総合指数』も発表されています。

物価は、基本的に商品やサービスに対する需要と供給で決まり、それが企業の経済活動を活発にしたり、購入者の購入行動に影響を与えることになります。

消費者物価指数は「経済の体温計」とも呼ばれており、経済政策を的確に推進する上で重要な指標で、国民の生活水準を示す指標のひとつとなっています。
消費者物価指数は、家計でよく消費するもの、長期間値段を調査できるものなどいくつかの条件をもとに、500品目以上の値段を集計して算出されています。
タクシー代やクリーニング代といったサービスの料金も含まれています。
アメリカ合衆国では、人口の約90%を対象とする全都市消費者物価指数(CPI-U:CPI for All Urban Consumers)がCPIとして一般的に使用されており、アメリカ労働統計局(US Bureau Labor Statistics)が発表しています。




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